物語の始まり E24 - No.1
E24 - No.2

今回の主人公のBMW635CSiは北見市から車で1時間ほどの温根湯というところで、Mさんが乗っていた車です。

もう3、4年前のことです。
「温根湯で635に乗っている人がいる・・」という話を聞いて、私は「635を見せてください」と突然Mさん宅を訪れたのです。(何と変なヤツ。しかしこのへんぴなところでは635は珍しいのです)
Mさんは快く見せてくれ、つかの間のBMW談義に花が咲いたのです。

記憶をさかのぼれば、確か1998年の暮れの事だったと思います。突然、Mさんから電話があり、「車を買わないか?」と言われ面食らいました。
私が訪れた後しばらく635は快調だったそうですが、その後ブレーキとハンドルのパワーアシスト(つまりパワステ)が効かなくなり、車検も切れそのまま抹消登録(廃車)して車庫に置いてあるそうです。

その頃、私の元にはしばらく乗ったあと廃車にしてあった635(トップページの写真)と部品取り号の2台があったので、2台のいい所を取って「ニコイチ作戦」を考えていました。
さらに車が増えてもどうしようもないし、お金もありません。
買うつもりは全く無かったのですが、「いくらですか?」と聞いてしまいました。
すると、「10万でいいよ」とのお言葉。

いくらなんでも10万は安いです。それにMさんの635は中期型です。私の635は前期型でE12(1972年にデビューした初代5シリーズ)の足まわり。中期型はE28(その次の5シリーズ)の足まわりで、外観はほぼ同じですがサスペンションはずっと洗練されているのです。
その頃、パソコン通信で知り合った人のE28(M535i)を2年間借りて、すっかりE28の乗り味にハマっていた私は、「E28と同じ足の635! 10万!!」と、とっさに「か、買います」と答えてしまいました。

その直後に、とりあえずお金は持っていきました。しかし、車を引き取りに行ったのはその半年後。さらにエンジンを降ろし始めたのは、自宅車庫が完成した半年後でした。

E24 - BMW 635CSi
車の紹介
BMW635CSi (BMW社開発コード → E24)

1972年にデビューした初代5シリーズ(4ドアセダン)をベースに1976年にデビュー。美しいスタイルはベルトーネの手によるものといわれている。「世界一美しいクーペ」と呼ばれる。
当初は排気量3000(2985)ccの630CSと、3300(3210)ccの633CSiだったが、78年には3500(3453)ccの635CSiが登場。

635はその後、エンジンのボア・ストロークの変更、エンジン制御がDME(ディジタル・モーター・エレクトロニクス=ROMのマップを持ったコンピュータです)になったり、サスペンションが新しく出たE28(2代目5シリーズ)と同じ方式に変更されたり、内装の変更を受ける。

後期型ではバンパーの大型化、エリプソイドヘッドランプなど外観に小さな違いが見られる。1989年まで15年近く生産されたので、部品の変更も多い。

1983年生産
BMW635CSi
本国仕様
中古並行輸入車
型式 −635−
原動機型式 346EA
3400ccの6気筒という意味だそうです。キャタライザー(触媒)付きだったらKとなりますので、ヨーロッパ仕様です。

排気量 3430cc
218PS 最高速222km
4速オートマチックトランスミッション(モードセレクター無し)


ディーラーで聞いたら、「ああ、ピーター・フォンダが乗っていた車だよ」と言われる。ピーター・フォンダって、何屋さん?
アメリカの俳優さんだそうです。
「でも、アメリカ並行じゃなくって本国仕様ですよ」って言うと、
「ドイツ行った時、『これ持って帰る』って言って、アメリカに持って帰ったんじゃない?」
???本当かな???

E24 - No.2
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