BMW635CSiのこれまで・まとめて報告・その2
シリンダーヘッドをおろす (2000年1月〜2月)
E24 - No.3
E24 - No.2 E24 - No.4

めでたくエンジンがおりました。
でも、うれしくありません。オイル漏れがひどい(涙)
「ビッグシックスは古くなるとオイル漏れをする・・」とは聞いていました。シリンダーのヘッドガスケットからのオイル漏れのようです。
「どうして、こんな所からオイルが漏れるのかなー」不思議です。
オドメーターをよくよく見ると・・・
イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、ジュウマン・・・・
な、なんと、17万キロ走っています!!気づかなかった〜

エンジン内部のコンディションが気になります。エンジン内部を見てみたくて、どうしようもなくなりました。
と、いうわけで、シリンダーヘッドを降ろし燃焼室をのぞいてみます。ついでにガスケット交換もします。

ストレートから買ったエンジンクレーンでエンジンをつり上げました。
ミッションをエンジンから切り離します。ボルトは「トルクスかな?」と思いましたが、普通の6角のボルトでした。
漏れたオイルにほこりや泥が蓄積して、すごい状況です。
Engine Crane

Disconnect Transmission Oil Sludge

Remove Torque-Converter トルクコンバーターはエンジンにくっついたままです。ボルトをゆるめようとするとエンジンが回ってしまいます。
フライホイールの歯車に、安物ソケットレンチのソケットを噛ませて回らないようにします。こうしてボルトをゆるめました。トルクコンバーターも外れました。

次にエンジンスタンドにエンジンを固定します。スターターモーター、パワステポンプ、オルタネーターを外します。ここまでは順調でした。

さて、じゃまなクーリングファンを外します。え、外し方が??
30分以上あーでもない、こーでもないと格闘し、結局ウォーターポンプごと外しました。

う〜ん、プロペラとウォーターポンプがくっついたままです。これはどうやって外すんでしょうか?
CoolingFan with WaterPump

その後E24のチューナー(といった方がふさわしい人)やE28仲間から、ファンの外し方を教えてもらいました。

ファンカップリングは32mmのでかいナットで締めてあります。薄目の32mmオープンエンドレンチが必要となります。
プーリーに4つの10mmボルトがあるので、これの出っ張りを利用してひっかけてプーリーが回らないように固定します。逆ネジですので右に回すとゆるむそうです。

私の場合、先にプーリーの10mmボルト4本を外してしまって、収拾がつかなくなってしまったのが敗因でした。
前オーナー談によると、「アイドリングで駐車していると水温が上がる」ということで、ファンカップリングも怪しいです。
(ファンカップリングはエンジン冷間時はスリップしてエンジン回転よりファンの回転が遅いのですが、暖まるとスリップが無くなり冷却ファン効果を発揮します。ところが古くなるとスリップしたままになり、オーバーヒート気味になるというトラブルがE24・E28で結構見られます。)
ファンカップリングは交換する予定にします。

さて、気分を新たにエクゾーストマニホールドです。茶色のさび付いた12mmのボルトはあっさりゆるみました。サーモスタットケースを外します。いやいやエンジン単体の整備性の良さ。ボルトもナットも回しやすい。楽々です。

次はインテークマニホールドです。一つの気筒に上下2つずつナットを外します。
あっさり外れました。うっすらとカーボンがついていますが、程度はいいです。ちょっと見えているインジェクターの噴射口はとってもきれいです。

Intake Manifold Fuel Injector

エンジン単体になったところで、いよいよシリンダーヘッドをおろします。
カムカバー(タペットカバー)を外し、ディストリビューター、カムチェーンのスプロケットにペイントマーカーで印を付け、スプロケットを取り去ります。カムチェーンのテンショナー(チェーンがゆるまないように張っているもの)が飛び出してしまわないか心配でした。カムスプロケットを取ることで、チェーンがたるんでしまうのです。
しかし大丈夫でした。テンショナーの所には用心にドライバーの柄を差し込んでおきました。

いよいよヘッドボルトをゆるめます。19mmのボルトです。メガネレンチに鉄パイプをつけて「コキー」とゆるめます。

さあ、すべてボルトを外し、プラスチックハンマーでごつんと一発。そしてヘッドを両手で持ち上げます。あっさり持ち上がりましたが、その瞬間・・・
「ザバー」抜けていなかった冷却水が一気に足元におちました。あー、びっくりした。

これも後ほどアドバイスをもらいましたが、エンジンブロックには冷却水のドレンボルトがあります。普通は先にドレンボルトを取って、冷却水を抜くのだそうです。

燃焼室を細かく観察します。カーボンの付着もうっすらでオイル下がりも無し。
インテークのポートも結構きれいです。ヘッドは分解せずに、そのまま清掃して組み付けることにします。

Cylinder Head Combustion Chamber

E24 - No.2 E24 - No.4
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