ヒーターファン修理(2001年3月24日) E28 - No.15
E28 - No.14 E28 - No.16

528イータを弟の元に旅立たせる前に、ヒータファンの修理がありました。ファンのスイッチを入れても温風が来ないのです。冬の北海道では、死活問題です。凍えてハナミズをたらしながら運転しなければなりません。

スイッチを入れても、風がでないわけ・・・それは、ヒーターファン(モーターとファンのブロワ)が弟の手によって取り外されていたからです。
これじゃ、風が出ないわけです。

何でも、走行中に焦げ臭くなって煙が出てきたそうです。(おーこわ)
モーターとファンは、ビニール袋に入れられて後部座席に転がっておりました。
手で動かすと、回転がすごく渋いです。
国産車のファンと違って、中央にモーター、左右にブロアファンがある形状です。このタイプはベアリングが弱いですね。「キュルキュル」「キキー」と音が鳴ったり、最悪今回のように焼き付いて煙が出ます。

そこで、部品取り号(86?年式535)から、調達してきました。中古で音が出るかもしれませんが、まあこれでガマンしてもらいましょう。 Heater Blower Unit from '86 M535i

さて、装着作業に入ります。
エンジンルームの後ろ上端部、7mmのスタッドボルト4本を外します。中央下のボルトが外しづらいです。(と思ったら、そこのボルトは影も形もない。どうも取り外された後、取り付け省略されていたようだ)
ボルトを取ったら、上端のゴムシールを外し気味にして、バルクヘッド(隔壁)を取り外します。バキュームホース(固くて釣り竿の先みたい)が固定されていたら、ニッパーでタイラップを切ってしまいましょう。年式によっては、フュエールクーラー(ガソリンをエアコン配管に沿って送り、ガソリンを冷却する→ガソリンがエンジンルームの熱で沸騰し、パーコレーションとなるのを防ぐ)の配管があります。それも外します。

Heater Closing Panel Removed 写真は、バルクヘッドを取り外したところです。

予想通りモーターもファンも無し。カバーも取り外されていました。(走行風が入りやすいように?)
中古モーターを取り付け、中央ベルトで「パッチン」と留めようとしました。
ところが・・・ベルトの長さが足りないのです。

もう一度外して並べてみました。どうも微妙に太さが違います。ブロワーファンの位置も違うようです。年式が2年ぐらいしか違わないのに、部品が異なるようです。 Blower Unit for '86 M535i and '87 528e

仕方なく古いモーターに注油しました。ベアリングのあたりに、グリススプレーのノズルパイプをあてて、ほんの少し噴射。左右のベアリングあたりに、裏表から注油します。
モーターが邪魔で、なかなかうまく噴射できません。それに、ベアリングはシールドタイプで、外から注油しても効果が無いかもしれません。
それでも、かなり軽く回転するようになりました。うまくいきました。上出来としましょう。

Reinstalled Blower Unit 装着し、中央の金属ベルトで「パッチン」と固定。

カバーをかけた所です。 Blower Housing

Installed Closing Panel 元通りバルクヘッド(隔壁)を取り付けて、修理完了となりました。

ヒーターファンを作動させると、風が出てきました。今のところ音はしていません。まずは、修理成功です。

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