フロント・ロワアーム交換 (2001年11月) E30 - No.7
E30 - No.6 E30 - No.8

ストラットを取り去った後はロワアームの交換です。

FRのE30と違って、4駆ゆえにフロントのサブフレームがあります。(なんとアルミ製!重量増を気にしたのでしょうね)そこのずいぶん上の方にナットがあります。
すごーくゆるめづらいです。
22mmのナットです。写真のように、あまりオフセットがついていないメガネレンチでゆるめます。

すごく狭いです。かたくて回せないので、プラスチックハンマーで叩いてゆるめました。

やっと回るようになって、喜んでいたのですが、しばらく回しても全然ゆるんでいる気配がないのです。
良く見ると・・・なんとナットは全然ゆるんでいなくて、軸も一緒に回転しています。トホホホ・・
軸の一番上が四角になっていたので、そこを自在スパナでつかんで、ゆるめました。せまくて、1回に少しずつしかゆるみません。久しぶりに、ネジをゆるめるのに苦労しました。えらく大変でした。手が筋肉痛です。何という整備性の悪さ。

写真のような感じでゆるめたのですが、これを車の下から、狭いすき間に手を差し込んで作業したのです。あ〜しんど。

ようやく外したロワアームです。
点検すると、特にこのボールジョイントがユルユルです。手で動かすと、何の抵抗もなく動きます。

写真は新品のブラケットとブッシュです。

ブラケットは再使用が出来るので、注文する必要は無かったです。
しかし折角ですから、新品を使います。

ブッシュはボーゲ製です。純正部品もボーゲ製ですが、今回の部品は社外品です。ボーゲの箱に入っています。

ところが、おもしろいことに・・・
紛れもない、純正部品と全く同じ物なのです。
その証拠にBMWマークを削った形跡(指先)が見られます。
ボーゲブランドで社外品として出荷するには、BMWマークをつけるわけにはいかなかったのでしょう。


さて、ブラケットにこのブッシュを圧入しなければなりません。
職場のWさん(マイスター)と一緒に、職場近くの浜佐呂間、渡部鉄工所に行きます。

写真のようにプレスでブッシュを圧入しました。


この時気をつけるのが、ブラケットの印とブッシュの矢印を合わせることです。

さらに、ロワアームとブッシュ・ブラケットもプレスを使って圧入します。
写真のように穴のあいた当て金で押さえつけるようにして、ブッシュ・ブラケットを押し込んでいきます。

ゴムの弾き返しがあり、最後のところまで圧入出来ませんでしたが、これで何とかなりそうです。
写真はプレス機と渡部の若社長。

新旧のロワアームを並べてみました。

いよいよ新しい部品の組みつけです。
取り外すのに難儀した例のナットは、けっこう簡単に締めこむことが出来ました。
ついでに、タイロッドエンドも交換します。
タイロッドエンドは固定ネジをゆるめて、クルクル回して古い部品を外して、再びクルクル回して取り付けます。ここの長さが変えることで、フロントホイールの「トー」を調整できます。

新旧タイロッドエンドの比較です。
古い部品のボールジョイントの動きを確認します。それほどユルユルでもありません。交換しなくても良かったかな?

部品を交換した後です。

古いタイロッドエンドが固定されていたのと同じ位置にします。そうすれば、「トー」はだいたい合っているはずです。(ここが合っていなかったら、アライメントが狂ってきます)

続いて、スタビライザーラバーマウントも交換です。
この部品の交換は、前回(BMW635CSi)で、えらく苦労しました。新品ゴムは、金具よりわずかに大きく、所定の場所に納めるのに苦労したからです。
「イヤダナー。うまくいくかなー。」と思っていたけど、やっぱり苦労しました。

まず取り外し。
13mmのボルト・ナットで金具が固定されています。

写真は取り外したスタビライザーです。

2ヶ所で車体に固定されています。この2ヶ所はゴムでマウントされています。そのゴムの交換というわけです。

手に持っているのが新品のゴム。切れ込みが入っていて、ここを広げて交換です。

古いゴムを取り去ると、スタビライザーとこすれ合ったらしく塗料がはがれています。ラバーグリースを塗って、新しいゴムを組みつけました。

ここまでは楽です。これからが、難関です。
金具をかぶせ、車体に装着しようとすると・・・
案の定、新品ゴムは微妙に大きく、金具をかぶせてもうまく入っていきません。
ラバーグリースを塗って、力を込めて金具をかぶせ、さらに車体に押し付け、ボルトを入れます。
何回か失敗し、最後は渾身の力を込めておしつけ、どうにかボルト・ナットを締めこむことに成功しました。

いや〜疲れました。ゴムは嫌いです。(爆)

さあ、これでロワアーム、タイロッドエンド、スタビライザーラバーマウントの交換が出来ました。次はストラットを装着します。これが終了すれば、フロントはおしまいです。

なかなかいいペースでの作業。しかし・・・・どっこい、とんでもないトラブルが待っていました。

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