フロント・ストラット取り付け(2) (2001年11月) E30 - No.9
E30 - No.8 E30 - No.10

前回の作業でホイールベアリング(ハブベアリング)を壊してしまいました。

ドライブシャフトが入らない
ハンマーでたたいて入れた
ベアリングに負担
ベアリングが壊れガタが増大

という結末になってしましました。

途方に暮れたのですが、強ーい味方がいたのを思い出しました。強い味方とは・・・それは、325iXの部品取り号です。

部品取り号からストラットを外して、それを使用することにしました。
早速部品取り号からストラットを外します。段々手慣れてきました。
無事、取れました。(写真は部品取り号)

が、しかし・・・

ガーン、
部品取り号のベアリングにもガタがありました。ゆすると、微妙にカタカタした感触が伝わります。取り外す前に、タイヤの上下を持ってゆすってみれば点検できたのです。これは無駄骨でした。
(それにしても、ブレーキディスクローターの錆がすごいです。数年放置されていたからです)

仕方がないので、壊したベアリングを交換することにしました。
いつも困った時頼りにするのは、ご当地の正規ディーラーです。
ヤナセと違って、BMWは本当に親切です。

電話で聞くと「出来ますよ」と、心強い回答でした。ところが、「iXのベアリングは国内在庫が無く、本国注文になります」との連絡。

これじゃ、GCCを通じて自分で入手した方が早く届きそうです。

そこで、急きょGCCを通じてSPEEDに発注しました。
急ぐので、「(ジャーマンメールスタンダードではなく)DHLかFedExで送って」と書き添えました。

さて、右側ストラットの取り付けに失敗したのですが、左側ストラットは健在です。部品が届くまでに、ストラット取り付けに再挑戦です。

問題は、ドライブシャフトをローターに差し入れなければならない点です。
それが、すんなり入っていかないのです。押しても引いてもちょっとやそっとの力では、びくともしません。
取り外しの時は、ギアプーラーで押し出しました。
今回は取り付けなので、どうにかして引き寄せる感じにして、シャフトを貫通させなければなりません。(写真はハブとプロペラシャフト)

そこで、HPを検索しました。すると、工具を自作してやっている人がいました。
(残念ながら閉鎖されたため、リンクを削除)

ここのHPは本当に参考になります。(いや〜ここまではやれません)
同じ方法で、ドライブシャフトを引き出す工具を作ることにしました。

22mmのねじ切ってある棒とナットを買ってきました。
ホイールセンターナットのネジとはピッチが違うので、ねじ込むことは出来ませんが、最初の数回転は噛み込むことが出来ます。

噛み込ませて、ホイールセンターナットと棒を溶接します。
溶接の設備も道具も無いので、「溶接と同等の強度を持つ」と言って売られていたろう付けを使いました。

バーナーで温めながら、金属を溶かし込みます。熱しすぎると失敗するそうなので、慎重に熱します。

後は、ただひたすらナットを削り、ハブ中央のスプライン部に入っていけるようにします。写真は少し削った状態です。

ハンディの小型ディスクサンダーを使ったので、すごく時間がかかりました。2時間以上削っていました。

そうして出来上がったのが、写真の工具です。写真バックの床には削った鉄粉。

さあ、うまくいくでしょうか?
まずはリアのドライブシャフトを使って、予行演習をします。自作特殊工具でドライブシャフトを手前に引っぱります。うまくいきました。

いよいよ本番。左側のストラット取り付けです。
ナットを締めこんでいくと、予想通りシャフトが引き寄せられました。
うまくいきました。ヤッター、バンザーイです。

写真はスタビライザーコネクティングリンク、ブレーキキャリパーも装着した後です。(フロント左側ホイールです)

右側はベアリングの到着を待って交換、そして同様に作業する予定です。

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