ヘッドライト改造(2) (2001年11月) E30 - No.11
E30 - No.10 E30 - No.12

前回まででヘッドライト改造の方針が決まりました。
後期型エリプソイド(プロジェクター)ランプから、前期型の丸型4灯ランプへの変更です。

次なる疑問は「果たして、今までのエリプソイドランプの場所に丸型4灯ランプが装着できるか?」ということです。

そこで、ヘッドライトのユニットの分解です。

ヘッドライトワイパーがついているので、まずはワイパーのアームを外します。
どうやって外せばいいか戸惑ったのですが、カバーをめくるとナットが見えました。ここを外せばワイパーアームが外れます。

ライトまわりのプラスチックのグリルを外します。
上はクリップ2ヶ所です。

下はネジ。+ドライバーで外します。

ほどなくフロントグリル、キドニーグリルが取れました。

ヘッドライト基台ごと外すことにします。大きめの+ドライバーでスタッドボルトを外します。片側3ヶ所です。

写真のようにゴボッとライトユニットが取れます。配線(両端の爪を強く握って抜く)、光軸調整のパイプを取り去れば、手前に抜けます。

取り去った後の様子です。

エリプソイドランプのユニットと、装着したいセミシールドランプを並べてみます。

そのまま装着するのは、どうも無理のようです。
ライト基台の部品が違い、セミシールドランプを装着するには、前期型の基台が必要です。ライトまわりのグリル(プラスチック製)は、前期後期が共通部品なので、そのまま使用できそうです。

前期型の基台(ライトステー)が必要になってきたので、どうやって手に入れるか考えました。
そこで、ヤフーのオークションに「逆オークション」として、出してみました。
「求むE30前期ライトステー、前期ライトステーと後期エリプソイドランプとの交換も可」という内容です。

早速、埼玉のSさんからメールが来ました。
Sさんは、87年式320、MTに乗っているそうで、前期型のシールドビーム(純正部品)がついているという事でした。
「後期型ライトの方が明るいと聞いていますが、どうして前期型に変更するんですか??」
という事だったので、自分としては前期型のハロゲンランプ(セミシールドランプ)にしたいということを説明しました。

さらに、よけいなお節介ですが(笑)丁度ヤフーのオークションに出ていた、小糸の丸型4灯のハロゲンランプとリレーハーネスのセットも「後期型に変えるのもいいけど、こいつぁ、お勧めですよ」と教えてあげました(小糸は防水性が優れているので、日本で使うなら輸入品よりいいと思います。明るさは、少し落ちますけどね)

何度かメールのやり取りをしましたが、Sさんの希望としては、前期型から後期型コンバートでした。
ただ、前期型から後期型コンバートは、そのままボルトオンというわけにはいきません。
配線の手直しが必要になってくるのです。
この際ついでだったので、「ボルトオンになるように、変換する配線も作ります」と約束しました。

変換する配線を請け負ったのはいいですが、球切れモニターへの対応なども考えなければなりません。色々考えたのですが、結局は次の2つのうちのどちらかを選んでもらうことになりました。

1.球切れモニターは機能するが、あまり明るさアップは望めない配線
2.球切れモニターは機能しなくなるが、明るさアップが期待できる配線(チューンアップ・リレーハーネスの機能を持つ)

自分としては、リレーハーネスを組み込むことがお勧めだったので、(この場合球切れモニターは機能しなくなります)2番がオススメです。

何回かのメールのやり取りで、Sさんから「2番でお願いします」と来たので、
「配線を作って、お送りします」と約束しました。
Sさんからは、すぐに前期型ライトステーが送られてきました。
急いで、配線の製作に取りかかりました。

まずはリレーハーネスの概念図です。


次に、前期型に後期のエリプソイドランプを装着するための配線図(今回考えた配線図)です。外側ランプはハイビーム、ロービームどちらの時でも点灯しなければなりません。そのまま線をつないでしまうと弊害が出る可能性があるので、リレーを1個追加しました。

写真は製作途中と点灯確認です。


ついでに片側が少しホコリっぽかったので、分解清掃しました。エリプソイドランプの内部です。

点灯する(するはず)と考えていたのですが、実際車につけて点灯確認したわけではなかったので、一抹の不安がありました。
Sさんから「うまく点きません」とメールが来たのですが、何度かのやり取りの後「今度は成功しました」というメールが来て、ホッとしました。アースが確実ではなかったようです。

さあ、今度は自分の車の配線です。

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