リア・アッパーマウント交換 (2001年12月)
E30 - No.15
リアのサブフレームを降ろして、すっきりしたところでリアダンパー(ショックアブソーバー)のアッパーマウント(インシュレーター)を交換します。
1.
まずはトランク内の内張を外します。ベンツ同様固定されていなくて、引っぱれば取れる構造です。思い切って引っぱって、変形させながら引きずり出します。
2.
写真はトランク内左側の様子。タコの頭のようなゴムのカバーが見えます。前後2つのナットを取れば下に落ちるはずです。
取ったけど・・・・落ちない。??
ゴムカバーをマイナスドライバーでめくると、突然下に落ちました。ゴムカバーが引っかかって、落下しなかったようです。
3.
ゴムカバーとショック上部です。
結構錆々です。ナットをゆるめようとすると、当然ながら軸もいっしょに回転してしまいます。
写真のように逆さにして軸を万力ではさみ(軸上端が平らになっています)、ナットをゆるめました。
4.
分解したところです。ショックは黄色い
ビルシュタイン
です。リアは倒立式ではありません。横剛性は要求されないからです。
一番上が新品の部品です。
5.
走行すると右後ろから「キュッキュッ」と音がしていた原因が分かりました。みごとにアッパーマウントが裂けています。
6.
新しい部品(バンプラバーとアッパーマウント)にして再び組み立てます。
7.
スプリング上下のゴム製のスプリングシートも交換です。引っぱれば簡単に取れます。
スプリング上端に赤のマーキング、もう一本には緑のマーキングがありました。
このマーキングの意味は、左右で微妙にバネの硬さを変えてある・・という事でしょう。ところが困ったことに、作業をしている間にどっちが左でどっちが右かわからなくなってしまいました。
8.
仕方がないので、深く考えずに装着することにします。
下のスプリングシートは取り寄せた物と品番が違いました。厚さが少し違うようです。あまり関係無いようなので、新品を使います。
9.
上下ゴムを交換したスプリングです。
10.
続けてリアスタビライザーの、ラバーマウントを交換します。
指差している所が、車体にゴムでマウントされている部分です。
ここのゴムの交換です。
11.
13mmのボルトを取れば、簡単に外れました。サブフレーム、セミトレーリングアームが無いから整備性良好です。
交換部品を並べてみます。
12.
新旧の部品を見比べてみます。
今までの部品、スタビライザーコネクティングリンク(スイングサポート)中央部には部品番号が刻まれています。その裏にはBMWのロゴが入っていました。
ところが新しい部品は社外品です。BMWのロゴがあるべき部分は、写真の通り。ロゴが入っていないだけの、100%純正部品に近い物です。
13.
スタビライザーは左右対称ですが、右左を間違えたらうまく付きません。左右がわからなくなりそうだったので、すぐにマーキングをします。
14.
前回、フロントのスタビライザーラバーマウント交換は手を焼きました。
しかし今回のリアの場合は、ゴムの上からうまく金具を押し付けることができました。あまり反発も無く、ボルトを締め込み装着することが出来ました。
これでリア車体側の部品交換は完了です。
サブフレーム、セミトレーリングアームのブッシュ交換が出来上がってきたら、いよいよ組み立て決行です。