ディスビーキャップ交換 (2001年12月) E30 - No.17
E30 - No.16 E30 - No.18

ホイールベアリング(ハブベアリング)が届きました。ビーエムダブリュージャパンが国内在庫を持っていない部品でも、すばやく手にすることができました。

11月20日 19時32分 GCCを通じて注文。
急いでいたので「DHLかFedExで送ってください」とメッセージを添える。
20時13分 SPEEDから受注の連絡。
「DHLで、できるだけ早く送ります」とのこと。
11月22日 20時58分 「本日DHLで出荷しました」とのメール。DHLのトラッキングナンバーを教えてくれる。エクセルの添付ファイル有り。

以下はDHLのHPでトラッキングナンバーから荷物を検索した結果です。

November 22, 2001 14:45
Berlin - Germany Shipment picked up
November 22, 2001 16:56
Berlin - Germany Departing origin
November 22, 2001 21:42
Berlin - Germany Transferred through Berlin - Germany
November 23, 2001 01:36
Brussels - Belgium Arrived at DHL facility in Brussels - Belgium
November 23, 2001 03:17
Brussels - Belgium Transferred through Brussels - Belgium
November 23, 2001 07:40
Amsterdam - Netherlands, The Arrived at DHL facility in Amsterdam - Netherlands, The
November 23, 2001 11:16
Amsterdam - Netherlands, The Transferred through Amsterdam - Netherlands, The
November 24, 2001 10:44
Tokyo - Japan Clearance processing complete at Tokyo - Japan
November 24, 2001 10:44
Tokyo - Japan Arrived at DHL facility in Tokyo - Japan
November 24, 2001 18:36
Tokyo - Japan With delivery courier

荷物が送られてくる様子が、手に取るように分かって、有り難いやら感心するやら・・・便利な時代になったものです。

11月26日  夕方  荷物がわが家に到着しました。

DHLなので送料が割高だったのですが、この素早さには本当に満足です。GCCの有り難さと、SPEEDの確実な仕事に感謝感謝です。

写真は到着した荷物と、お目当てのベアリングです。ついでだったので、ベンツのオイルエレメントも注文しました。


ベアリングはディーラーに届けて、交換をお願いします。
自宅車庫の方では再び部品交換です。

今回の整備メニューは、点火系の消耗部品、ディストリビューターキャップ(ディスビーキャップ)、ローターの交換です。

それに先立ち、まずはプラグコードを取り外して、点検することにします。
番号を調べたら写真のようになっていました。組みつける時、間違えないようにします。

良く見ると、6番シリンダーのプラグコードには線がつながっています。どうも高圧電流が流れているかどうか感知し、確認するため(フィードバック)の線のようです。この線のコネクターを外すのが結構面倒です。慣れないと、苦労すると思います。

80年代後半型のインジェクションコネクターは、ピンを押しつけるとロックが外れる構造です。(前半型はピンを外すのがひどく面倒。ずいぶん便利になっています)
写真では同じ形状のコネクターが2つ並んでいます。写真上が今回外したコネクターです。写真下のコネクターでは、ロックピンが上下逆向きに付けられているのでロックピンが見えているわけです。
コネクターを外すためには、ピンを指で上方に押し付けたまま、ノーズプライヤー(ラジオペンチ)でゆすって抜きます。


念のためテスターで抵抗値を測定します。長さに応じて抵抗値が増えていればOKです。1本だけ著しく違っていたら、悪くなっている可能性有りです。

さて、次が本番です。ディスビーキャップ交換は、ネジが外しづらいのですが、すぐできるだろうと考えていました。

しかし予想に反して・・・

まず、8mmのネジがとてもゆるめづらいです。この場合も、工具が作業を助けてくれます。
写真は狭い場所で威力を発揮する8mmのボックスレンチです。

この工具でボルトをゆるめ、8mmのソケットレンチ(ラチェットレンチ)のコマをかぶせて指先に力を込めて回します。

ネジをゆるめて、ディスビーキャップを前方に抜き取ろうとします。
ところがどっこい。
ラジエーターの配管に当たって、取れません。

これは配管を取らないとダメなのでしょうか?

同じスモールシックスでも、E28(528イータ号)の時はそんな苦労はしなかった記憶があります。
確かに325iXの方がエンジンルームが狭いです。そのせいで、こんな場所にラジエーター配管があるのでしょうか?

仕方がないので、ディスビーキャップにぶつかる配管(パイプ)を取ることにします。
まずは冷却水(クーラント)を抜きます。
ドレンプラグはラジエーター左下にありました。
ここをゆるめると、冷却水が抜けてきます。


リザーバータンクのキャップを取り去り、エア抜きのボルト(8mmネジ)もゆるめます。エンジン側に多くの冷却水が残りますが、全部は抜く必要がないので、抜けるだけで良しとします。

ディスビーキャップ交換にじゃまなのは、ラジエーターの下につながるホース(ロワーホース)の金属パイプですです。
良く見ると、今回の厄介者、金属パイプはここのボルト(10mm)で固定されています。

このボルトをゆるめ、ちょっとこじる感じで金属パイプを動かしました。すると、ひっかかっていたディスビーキャップが外れました。しめしめ・・
ようやくディスビーキャップが外れ、内部のローターも交換です。6角レンチでゆるめます。

これがすごく固く締まっています。細い6角レンチが折れそうです。
ゆるめるために、百円ライターのガスバーナーであぶります。

効果有るのか無いのかよく分かりませんが、再チャレンジです。
使っているのはファコムの6角レンチ(3mm)です。6角は角がなめると永遠に回せなくなりそうで厄介です。ファコムが言うには「面接触なので通常より大きな力がかけられる」というふれ込みです。6角レンチがしなります。「折れる?!」「角がなめる?!」という恐怖におののきながらも、力を込めます。
「う〜・・・(心で念じながら力を入れる。実はビビっている)」
突然「カキン」という感じでやっとゆるみました。「ふーっ」とため息です。

写真は新旧の部品です。
ローターの先端は黒く焼け、周囲には放電したような跡も見られました。

新品のディスビーキャップをかぶせます。外す時と違って、引っかからずにすんなり装着できました。
しかしまたもや3本の8mmボルトをしめるのに苦労します。できるだけ8mmのコマ(ソケットレンチのソケット)で回し、最後はボックスレンチです。
さらに、プラグコードを間違えないように差し込みます。
(良く見るとディスビーキャップに番号が書いてありました)
プラグは購入直後に交換済みです。

冷却水を抜いたのに、結局パイプは外さなくても作業が出来ました。
折角だからサーモスタットの点検です。

というのは、サーモスタットについて気がかりな部分があったからです。
「水温計の指針がやけに下だなあ」と感じていたのです。
今までの乗ったBMW車では、どの車も水温計の指針はほぼ中央でした。渋滞時と高速走行時ではやや場所が変わるものの、ほぼ中央です。
iX君は暖気後も3分の1の場所を指します。それに、「ヒーターからの温風の熱さが足りない」とも感じていました。MAX HOTにすれば、熱風が出てくるはずです。暖かいことには暖かいのですが、「熱風」とは言えません。
「オーバーヒート対策に、サーモスタットに穴でも開けたのかなあ」と思っていました。

サーモスタットケースを外すために、まずはサーモスタットケースに付いているラジエーターホースを外します。
ホースと金属部分は張り付いているので、張り付きをはがします。ねじって回転したり写真のようにマイナスドライバーで、ゴムと金属の固着をはがすことが肝心です。

次に3本の10mmボルトを外します。

ボルトを取ってもサーモスタットケースは外れないので、プラスチックハンマーで軽くたたき、固着をはがします。

さらにサーモスタットのまわりのゴムリングを取ります。

サーモスタットを取ったら抜けきれなかった冷却水がどばっと出てきました。

サーモスタットを良く見ると・・・
「!!」 発見がありました。
案の定、裏の金具が破損しています。そのせいでわずかな隙間が出来ています。
したがってサーモスタットが完全に閉じない状態になっていたようです。

色々考えると、「これもその影響かな?」と思い当たる節があります。
アイドリングが多少ラフでした。また購入直後に、友達に運転させて後ろから見ると、急加速時にほんのかすかな黒煙が出るのに気づきました。燃料が濃かったのかもしれません。つまり、水温が低めなので、水温センサーからの信号で多少濃いめの燃料になっていた可能性があります。
また、マフラー(フロントチューブ)のO2センサーのコネクターが外されていた事も気づきましたので、マフラー交換時にきちんと接続しました。

さて、サーモスタットの方は、535の部品取り号から取って来ることにします。部品番号を調べると同じです。エンジンは違うのですが、同じ部品で良かったです。

サーモスタットケースは接合面が荒れていたので、清掃して組みつけです。

元のように組み立てて、冷却水を入れました。冷却水(LLC=ロングライフクーラント)はホームセンターで買ってきたものを追加します。元々青色が入っていたので、色を合わせて青色にしました。銘柄が違う混合なのですが、私はあまり気にしません。どうせ主成分はエチレングリコールか何かで同じはずです。

エア抜きプラグをゆるめて、リザーバータンクから注入します。レベル線まで入れて、エンジンをかけた後で少なかったら追加することにします。

写真は作業後のプラグコードまわりです。

今回の部品交換のまとめです。
もともと、発進時の4駆特有の抵抗感(フリクションロス)が感じられ、ずっと気になっていました。
点火系のリフレッシュ、燃料噴射の適正化(燃料が濃かったかもしれません)、マフラー交換による低速トルクの増大(穴あきで高回転は良いが、低回転では背圧が抜けてトルクが細くなる可能性)で、多少とも改善されればいいな・・と考えています。

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