分解(1) Type44 - No.5
Type44 - No.4 Type44 - No.6

車検を取って登録するために、とりあえずは油漏れの修理です。

気になるのは、とにかくポタポタと滴が落ちていたハイドロオイル。それが、どこから漏れているかです。
ということで、今回の目的は油漏れ場所の特定です。

作業に取りかかる前は「ラックからのオイル漏れ」と考えていました。詳しい人からの指摘もありましたし、ラックからのオイル漏れは多々あるようですから。しかし・・・実は違ったのです。

エンジンの後端にディストリビューターが突き刺さっています。これを取り外し、ラックを直接見てみたいと思いました。

まず空気取り入れダクトを外します。エンジンルーム内の熱気を吸わないように考えられています。熱い空気を吸気することのパワーダウンはバカにできないそうです。
ターボ車のチャージクーラー(インタークーラー)はよく知られた例ですが、もちろんNA車にも当てはまります。スーパーチャージング(過給)による温度上昇ほどではありませんが、冷えた空気であればあるほど良いっていうワケです。

次にエンジンのカバーを取ります。4つのネジを外したけど動きません。カバーの後部、見えないところにネジがありました。パフォーマンスロッドを外します。

そうしてネジを外します。
このパフォーマンスロッドは100と200には無いようです。
V8が搭載されたことによって、ボディが強化されているということでしょう。

国産車などは、ストラットタワーバーを装着すれば剛性が上がる感じがしますが、アウディのこの部分はファイアーウォール(エンジンとキャビンとの隔壁)があるので、これがなくとも結構丈夫にできている感じがします。

ネジを外してしてエンジンカバーを上に引き上げると、このエンジンカバーがエアークリーナーボックスのふたを兼ねていることがわかりました。
ほこりがたまって汚かったです。

エアクリーナーボックスを外します。13mmナットです。簡単に外れます。
吸気口は後ろ向きです。

カムカバーを外してエンジンの中を見てみます。まずプラスチックのカバーを取ります。何だかチャチなプラスチック製のネジです。
+ネジのようですが、溝が浅いです。ポジドライブでしょうか。マイナスドライバーでごまかして回します。それほど固く締まっていいないので、楽勝。

次にプラグコードを取ります。
引っぱって取るのですが、なかなか固いです。特大マイナスドライバーをてこのように使ってこじりました。

カムカバー周りの6個の10mmナットを外します。しかしカムカバーはびくとも動きません。

よく見ると、ここの2つのネジを外さなければならなかったのです。

ブローバイホースは45度ほど回転させると取れる仕組みです。

ようやくカムカバーが外れて、中を見ることができました。結構きれいで、カムの摩耗も見られません。オイル管理が行き届いていた様子がうかがわれます。
これで10万キロです。これを見る限りでは、まだまだエンジンは元気よく回ってくれそうです。

次にディストリビューターを取ります。
ディストリビューターキャップについているプラグコードも写真のように特大マイナスドライバーでこじります。

まずはディスビーキャップです。8mmのボルト2本ですが、写真のような小さいメガネレンチでやっと取れます。

すごくやりづらいです。ブレーキの油圧ラインが邪魔で、指で押さえてどうにか工具を回します。
奥の方にもう1本の8ミリボルトがあります。どちらかといえば、奥の方が取りやすいです。

2本の8mmボルトを外すとディスビーキャップが取り外せます。
外して中を見てみると、電極はそれなりに消耗し、放電した跡のような汚れも見えます。

続いてディスビー本体も同じように10mmボルト2本を外せば、抜くことができました。
左バンクはこれで終了。続いて右バンクです。

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