| 謎のOリング | Type44 - No.17 |
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手元にあるV8のリアショックは、4本中4本とも油漏れです。今回修理している「本命号」の左は完璧なオイル漏れで、右はにじみ程度。 ちょっとひどすぎませんか? 古くなったから・・というわけでも無さそうです。点検記録簿を見ると、このクルマは新車時にも油漏れを起こし、クレームでショックを交換しています。 これはOリングの選定が悪いのか、そもそもこの構造に問題があるのか。 これは結局、ドイツ人のチョンボだと思います。設計者であるならば「この油圧で」「この間隔(クリアランス)で」どのサイズのOリングが必要かわかっているはずです。それなのに「油漏れは標準装備」と言われるのは、設計がタコなのか工作精度が悪いのか、はたまたここにOリングを使うのが間違っているのか・・・ |
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まあ、油漏れするのはいいとして、だったら新品のOリングを供給すべきです。どうしてこの部品だけ注文できないのでしょうか。 それとも、ショックは「分解修理なぞみみっちいことをしないで、V8オーナーなら潔く新品に交換しろ」ということでしょうか。 「V8は貧乏人が乗るようにできていない」と言われれば、返す言葉がありません。 そもそもV8のオーナーはショック1本をポンと買ってしまう人ばかりで、私みたいな貧乏人はV8オーナーとして想定されていないのでしょうか。・・・いかんいかん、どうもひがみっぽくなってしまいました。 それにしても、このボーゲのレベライザは、どうしてこのように軸からオイルを供給するという造りなのでしょうか。 ボーゲはベンツにもBMWにも純正部品を供給しています。同じ構造だったら、そちらの純正部品として部品番号がわかるかもしれない(注文できるかもしれない)と思ってパーツリストを見てみました。 しかし・・ レベライザ車は数多くあれど、同じ構造のレベライザはありません。 BMW、ベンツ、A8を見てもショックのシリンダー部分に直接作動油を送り込むシステムです。 V8(タイプ44の100、200にも同様のレベライザ車があるようです)が、「ショック軸を通して作動油を送り込む」という仕組みを採用した理由がわかりません。メリットがあるのでしょうか。 私の予想としては、 独創的なオイル供給方法のショックを作ったのはいいが、オイル漏れに悩まされ(構造的欠陥)、以後廃版となった。 これが真実だと思うのですが、どうでしょう? |
| 材質がゴムなので、正確なサイズがわかりません。それでも慎重に何度か測って、寸法を書き出します。 | ![]() |
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そうして、無事に届いたOリング。もちろん、送料などという余計な金額は請求されません。 |
| Oリングのサイズはピッタリではないけど、どうにか組み上げ修理完了としました。 | ![]() |
| AN6227(JIS W 1516) -10 | φ2.62×12.37 |
| または | AS568-112(ARP568) | φ2.62×12.37 |
| もう一つのサイズは | |
| AN6227(JIS W 1516) -8 | φ2.62×9.19 |
| または | |
| AS568-110(ARP568) | φ2.62×9.19 |
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