カーグラフィック Type44 - No.19
Type44 - No.18 Type44 - No.20

弟が「カーグラ」を探して、送ってくれました。

「近所の古本屋にあった」とのこと。ヤフーのオークションで買うより、リンドバーグで買うよりずっと安かったそうです。

V8関連の記事は、1988年の11月号と12月号です。

11月号はPF先生ことポール・フレール氏の試乗記です。いち早くV8を試乗した記事の速報です。さすが著名なレーサーにして世界最初の自動車評論家といわれる御大だけあり、的確な評価記事で頷きながら読んでしまいます。


12月号は、笹目二朗氏による欧州現地試乗記です。

もちろん、前の号のPF先生速報を読んだ上での記事であります。「PF先生がおっしゃるほど静かではない」とのことですが、そりゃそうでしょう。V8は喧(かしま)しい車です。エンジン音を聞かせるチューニングです。PF先生も耳が遠くなったかな(失礼!)
若い頃は、それこそ轟音を発するレーサーのエンジンのそばで「仕事」をしてきた人ですからね。

2つの号の中で、次の記述が目に留まりました。
 「直進性がすばらしい」
 「ブレーキのタッチは過去のアウディと違って、かっちりとしている」
しかし、私のV8は直進性もブレーキのタッチも不満です。このあたりはリフレッシュの余地がありそうです。

さて、ついでにその他のV8記事も紹介します。手持ちの自動車雑誌から探し出した2冊です。
まずは1990年1月号の「モーターファン」。

この雑誌は無くなってしまい(それとも休刊?)、本当に残念です。技術的な事柄をじっくりと紹介・解説する連載が貴重でした。世の中に自動車雑誌は数多くあれど、今や技術的な解説が体系的になされている雑誌は皆無に等しいです。

「オートメカニック」はうわべの特集が数年に1回繰り返され、何巡もしている感じ。80年代は、もっと理論的な話をしっかりやっていた気がします。私は、電子式燃料噴射の仕組みをこの雑誌から学びました。各社(EGI・EFI・PGM−FI等)の構造とその特徴を詳細に述べていた記事が心に残っています。現在ではカタログ雑誌のようになり、ほとんど買うこともなくなりました。
「オートワークス」はアンチャン御用達の雑誌ですが、最前線チューナーの寄稿が目を引きます。文体が鼻につきますが・・。
最近、「オートジャンブル」が気になりますが、何しろ車種が限定されているので、イマイチ話が合わない(?)と感じます。

「モーターファン」は、同じような自動車雑誌が多い中で、貴重な存在でした。


内容は「特別企画・これがフラッグシップモデルの実力だ!」というタイトルで20ページにもおよぶ記事になっています。
ベンツは560SEL(W126)、BMWは750i(E32)、デイムラー4.0、そしてアウディV8です。
国産車は初代セルシオとインフィニティQ45です。そういう時代だったのですね。

各車を乗り比べての記事です。当然、発進加速や制動距離、燃費等のデータを取ってあります。
この中で、なかなか興味深い話があります。それは各車の室内騒音を測定したコーナーです。むろんセルシオはダントツで静かで、静寂性でセルシオにかなう車はありません。
さてV8はというと・・・
このV8のデータが不思議なのです。つまり、低速域ではV8はうるさい車の1番です(泣)
ところが、時速160kmになれば、逆転。国産車2台に静寂性はかなわないものの、輸入車の中では静かな車1位となるのです。
高速になればなるほどV8の優位性が増します。空力に優れたボディ形状なので、高速での風切り音が少ないという結論のようです。
なるほど、私も同じように感じます。
V8は速度を増してもうるさく思いません。時速80kmと100kmと120kmでは室内騒音はあまり変わらない気がします。普通に会話できるからです。

2冊目はカーグラ 1992年12月号です。
大型セダン 4WD車乗りくらべです。
ここではV8は4.2リットル。トヨタ・アリスト、ニッサン・シーマ、ベンツEクラス(W124)4マチック。
V8のスタイルは空力を重視したデザインの先駆け。しかし、丸くなってきた国産車に比べると今や直線基調に見えるとあります。天候を問わず高速走行ができる点を強調していますが、その点では同感です。
これまた私の印象ですが、街乗りのスピードでは良さは感じません。高速走行の安定性、それも雨の日にはV8の良さはすごく感じます。
記事の中で加速データの資料があります。V8(4.2)の加速は凄いですね。それもギア比の関係で時速100kmを超えてからの速度域です。いやはや、スーパーセダンです。


次はヤフーのオークションで手に入れた整備資料です。
メンテの参考資料はおなじみのヘインズです。V8はありませんから、100,200用です。メカニズムは同じですから参考になります。
サスペンションの図解を参考にして、後輪レベライザ無しに変更する予定です。


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