新規登録 Type44 - No.20
Type44 - No.19 Type44 - No.21

整備完了、いよいよ登録です。

その前の難関が「ユーザー車検」ということ。これに合格できないと登録できません。

油漏れは修理しましたが、特に左リヤショックのオイル漏れはいつ再発するとも限りません。

そーっとそーーっと陸運支局のある北見まで走っていきました。

まずは予備車検センターで気がかりな項目をチェックします。
「ヘッドライト光軸」「スピードメーター指針」「サイドスリップ」の3つの項目です。
ヘッドライトはすぐ調整できましたが、サイドスリップは時間がかかりました。サイドスリップはトーインを調整することで、規定値に持っていきます。ところが、トーインを調整するネジが錆び付いて全く動かないのです。
それでもおじさんが錆び付いたネジと格闘した結果、どうにか規定値になりました。

写真は検査センターでのショット。

ピットに入ったおじさんが下からトーイン調整をしています。右に見える赤い床がサイドスリップテスターです。この鉄板が自在に左右に動き、通過する前輪の横滑り量(サイドスリップ)を測定します。
サイドスリップテスターとピットを何度も前後に行き来して、どうにか調整完了になりました。

自家用自動車協会に行って、書類を作ってもらいます。そうしていよいよ検査場に向かいます。
と、思ったら休憩時間となり、次の検査時間まで待つことになりました。

検査時間は第1ラウンドから第4ラウンドまであります。第4ラウンドの開始時間は2時45分です。検査開始まで、落ち着かない時間です。

時間とともに検査官が来ました。ユーザー車検であることを告げ、まずは車体番号とエンジン型式を確認されます。
続いてホイールナットを検査ハンマーでたたいて確認です。灯火類の確認、ホーンを鳴らして外観検査は完了です。

いよいよ検査ラインに入ります。最初はサイドスリップです。心配だったので、そろりそろり進みます。
「○」マークが出てホッと一安心。
車輪を検査ローラーに落としこみ、「ブレーキを踏む」の表示が出ると同時に、床も踏み抜けんばかりにブレーキを踏みます。しかし、なぜか表示は「×」です。
もう一度ブレーキテストが行われます。しかし、なぜか不合格の「×」マークが出ます。
ブレーキにトラブルを抱えているのでしょうか?
ブレーキテストは表示が出てからしっかりブレーキを踏むのがポイントです。
テスト以前にブレーキを踏んでいると、ブレーキの引きずりと判断されます。

2回不合格が出て、検査官がもう一度検査のスイッチを入れてくれたかもしれません。もう一度テストのモードになりました。今度は合格の「○」が出ました。
はじめの2回がなぜ不合格だったか不可解だったのですが、ABSのせいかもしれません。ブレーキをかけた瞬間、ゴゴッとABSが作動していたようです。

光軸、スピードメーターは難なく合格し、最後の難関は下回りの目視点検です。機械でガコガコと車体がゆすられます。
検査官が車体下部からハンマーでたたきながら点検しています。コンコン、カンカンとリズミカルに聞こえる音も、心地よくは聞こえません。ドキドキする瞬間です。

同時に排ガス検査です。マフラーに検査用プローブを差し込み、検査結果を待ちます。
幸いにも下回り検査、排ガス検査に合格し、記録用紙をレコーダに差し込みガチャンと記録します。検査官からハンコをもらい、車検合格です。ヤッター。

その後、自動車税を払い、新しいナンバーをもらいます。取り付けた後は封印し、これで登録完了です。

やっと、落ち着いてV8の乗り味を観察できます。
まずは、ゴトゴトする乗り心地。これはタイヤに原因がありそうです。ガッガッ、ゴッゴッと回転にともなって異音がします。止めたまま長期保管されていたので、タイヤが変形しているのかもしれません。道路の凹凸もよく拾い、全体的にばたつく感じの足まわりです。
次に気になるのが、クルマ全体からのガタガタギコギコいう異音です。室内からも聞こえてきます。シートと建て付けが悪いのか、革がこすれあう音もします。

思いの外ハンドルは軽く、乗り心地も柔らかくてブワンブワンしています。堅くてしなやかなドイツ車の足を予想していたのですが、予想に反して車体の大きさを感じてしまいます。
街中を走っている時は、全く好印象は感じられなかったのですが、郊外になり車速が上がると違った印象になります。
足が柔らかいので大きく船のように揺れるのですが、カーブでは思ったほどロールしません。何だか路面に張り付いたような不思議な感じで曲がっていきます。FR車に比べると曲がらない感じです。大きくハンドルを切らないと曲がらないです。古いBMWはハンドルのギア比が小さくて(スローで)大きく回さないと曲がらないのですが、それとも違った感覚です。ギア比はそれほどスローではないのですが、「曲がらない」といった感じです。
路面に張り付いた感じも曲がらない感覚も4WD特有のものに感じました。

帰りは雨になりました。こうなると、クワトロの威力が感じられました。スピードを出しての追い越しは、今まで感じたこともない安定感があります。スピードを出すと、今まで感じていた欠点が全く感じられなくなり、本当にいい車だなあ・・と感じました。

ナンバーが付いたばかりです。これからのリフレッシュで、どう乗り味が改善されるか楽しみでもあります。

Type44 - No.19 Type44 - No.21
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