ドアの内張り Type44 - No.29
Type44 - No.28 Type44 - No.30

車内の清掃をしていた時、運転席ドアの内張りが浮いてバコバコしているのに気づきました。
この内張りが浮いているだけでロードノイズが室内に入り込み、走行音が気になることもあります。
ということで、今回は内張り修理ということになります。

クルマによって内張りの外し方は様々であります。推理や試行錯誤しながらの作業ですから、時間ばかりかかり、なかなかはかどらない作業でもあります。

まずはアームレストを外します。+ドライバーを穴にさし込んだのはいいが、全くネジを回せません。懐中電灯で穴の奥を除いてみると、6角のネジが見えました。ということで、4mmの6角(ヘキサゴン)でネジをゆるめます。

3ヶ所のネジをゆるめると、アームレストが外れます。パワーウインドウのスイッチはコネクターを外します。なかなか硬いので、マイナスドライバーでコネクターと基盤のすき間をコジって外しました。

難解だったのがコレ。ドアオープナーのノブを引くとネジが現れました。

前方に引っぱると、ドアノブ自体が引き出されます。ワイヤーを止めている金具を外して、ワイヤーの端を外します。


後は内張りを外していきます。引っぱってプラスチックの留め具を「パチン、パチン」と剥がせばいいのですが、今回はほとんど外れていたのでそのまま上方に引き上げます。ロックの室内側ノブを残して引っ張り上げる要領です。

取り外した内張りを裏側から見たところです。完全にプラスチック製です。

ドア側にはフェルトの防音材がありました。さすが高級車。

内張りがガバガバ浮いていた理由は、このプラスチック製の留め具が割れていたことです。仕方がないので部品取り号から外してきました。
この留め具は消耗品です。再使用するとうまく働かない場合がありますから、新品を用意しておく方がよかったのです。後ほどディーラーで注文しましたが、一組(オスメスの組)40円と安価でした。

プラスチックの留め具を交換し、再び組み立てます。内張りをはめるときはドアガラスを下げきった方がやりやすかったです。

写真の指先の場所は内張りが割れていました。本命号も部品取り号もです。両車とも内張りを取っての修理履歴があるのですね。内張りを引き剥がす時、最初に力を入れる場所です。ここは割れやすいので、丁寧に作業しましょう。

ついでにドア調整です。ドアが下がっているような感じだったので、ヒンジ(ちょうつがい部)で調節します。上下2ヶ所のヒンジ調整でドアの角度が変わってきます。素人は、何度もドアを開閉して調整具合を確認しながら、時間をかけてやりたい作業です。

ボディ側にあるキャッチャーも調整します。ドア側では調整できない構造でした。この場所を微調整することで、ドアの閉まり方も変わってきます。15mmというハンパなサイズでした。15mmのメガネレンチを持っていて助かりました。


後ろのドアはそれほど重くもなく、開閉する頻度も少ないので狂ってはいません。古いクルマにとって、運転席や助手席のドア調整は必須項目です。

Type44 - No.28 Type44 - No.30
TopPage