ショック交換(2000年4月24日) - 98,400km - W124 - No.4
W124 - No.3 W124 - No.5

ガレージジャッキでジャッキアップしウマをかけます。タイヤを外します。
アームにプラスチック製涙型のカバーがついています。さすがBENZ、カバーがあるなんて丁寧ですね。国産車だったら、真っ先にコストダウンの対象でなくなってしまうのではないでしょうか。10mmのボルト2本を外し、それでもしっかりはまっています。ちょっとこじる感じで外します。
Rear Suspension
from I.P.S. 左は、アメリカから届いた荷物。
中を開けてみると・・・左からATFフィルターキット、ビルシュタインショック、リアのアーム類は緩衝材に中に埋もれていました。
注文したのはビルシュタインのHD(ヘビーデューティ)。ノーマルよりやや固い設定だそうです。今より少し固くなってほしいのですが、装着して乗ってみないことにはわかりません。固くなりすぎてもNGなので、今回の選択で正しいか?ちょっと心配です。
黒い塗装で、見慣れたビルシュタインの黄色いショックとは違います。
from I.P.S.
まずは簡単そうなリアからです。
トランク内、側面の内張をはがします。なんと、どこも固定されていません。はまっているだけです。力を入れて引っ張ると、変形して取り出せます。左右の内張をはがすと、リアショックの上のナットが見えてきました。(写真はむりやり引っぱり出した側面の内張)
Trunkroom Trim
DoubleNuts 上は17mmのナット2個で「ダブルナット」になっていました。緩まないようにダブルナットになっているのでしょう。メガネレンチとスパナで緩めます。
下は19mmでした。緩めます。これで外れるのですが、ショックが伸びきって抜けません。アームももうこれ以上下がらないし・・・仕方なく渾身の力でショックを縮ませ、伸びないうちに素早く抜きました。
外したショックをよく見るとベンツマークと純正番号、それにビルシュタインの文字がありました。純正品もビルシュタインなのですね。
体重をかけて押してみます。新品ショックと比べると柔らかいですがそれほどスコスコではありません。こりゃ、交換しなくてよかったかな?
並べてみると新品ショックが短い。(と、その時は思った。この時、もう少し注意深く見ていれば・・・)
Rear Shock Old and New
Rear Shock さて、新品ショックを装着します。体重をかけて縮ませ、伸びないうちに素早くつけます。下のボルトを仮止めし、ゴムのブッシュを入れてナットをつけようと・・あれ、ゴムブッシュが2つあります。どうしてだ?
ショックの箱の中に紙が入っていまして、図解でゴムブッシュの位置が書いてありました。何とー!大きいゴムブッシュはトランク側ではなくてタイヤハウス側に入れるのでした。ということは、もう一度ショック取り外しです。トホホ・・
古いショックを見てみると、上部にしっかりブッシュが付いていました。純正ショックが長く見えたのは、ブッシュのせいだったのです。
再び満身の力で伸びきったショックを縮ませ、取り外し、ブッシュをつけて再度取りつけます。
あとは下のボルトナットとトランク側にゴムブッシュ、金属製の円盤、ナット、そしてアームのカバーをしめつけておしまい。


続いてフロントです。
明日の通勤時に試してみたくて、夜更けにもかかわらずやっています。

W124のフロントサスペンションです。ストラット方式ですが、BMWのようなマクファーソンストラット(コイルの中にショックがある)ではないです。スプリングとショックアブソーバー(ダンパー)が別なので、ショック交換は比較的簡単です。 W124 Front Suspension
22mm Offset and 8mm Hexagon まず、ジャッキアップする前に、ショックロッド上端の22mmのボルトをゆるめます。ショックに車重がかかっている時がいいかなと思いました。でも、やっぱりロッドが回ってしまい(共まわりしてしまって)緩めることができません。プロならインパクトレンチで一気に緩めるのでしょう。ロッドの上端に8mmの6角を差し込んで、ロッドが回らないようにして緩めました。
22mmのメガネレンチはかなりオフセットしたものを使っています。最近はこのヘイコ(ハイコー?)というレンチばっかり使っています。ドイツ車の整備にはオフセットレンチが合っているようです。
次にジャッキアップしてウマをかけます。タイヤを外します。
下は19mmのボルトナット、それにホイールディスク裏からこちら向きにささっている前後2本の19mmボルト2本です。いずれもとても固くって、緩めるのに苦労しました。場合に応じてステアリングを右いっぱい、左いっぱいに切って作業すると、しやすかったです。
アームの下にジャッキをおいて、アームが急に下がらないようにします。今回これがポイントでした。組み付けるときも、アームをジャッキで上げたり下げたり微調整してボルトが入りやすくしました。
Front Suspension
Front Shock Old and New 再び上です。ボディとアッパーマウントをつないでいる13mmのナット3個、22mmのボルトを外します。
ジャッキをゆるめアームを下げます。ショックが抜けました。
純正ショックはベンツマークが入っています。ザックス製でした。スコスコではないですが、かなり抜けていました。
新旧アッパーマウントを比較しても、外見上の違いはあまり見られませんでした。エンジンマウントは、あんなにつぶれていたのになー。左が新品のショック、そしてフロントアッパーサポート(インシュレーター)です。
コード類を固定するためのプラスチック部品を古いショックから新しいショックに移植します。ゴムの蛇腹は破れていたけど再使用です。
いよいよ新しいショックを装着します。アームの下にかけたジャッキを微調整し、ボルトが入りやすくします。これがなかったら、ボルトを入れるのに一苦労したはずです。ボルト、ナット、ワッシャーは新しいものがショックに付属していました。青いネジロック液があらかじめボルトに塗布されていました。下がショックに付属していた新品ボルトです。
Bolt and Washer
New Shock 下の19mm3カ所、上のアッパーマウントの13mm、ロッドの22mmもしめます。

タイヤをつけて、ジャッキをおろします。そしてロッドの22mmを締めようとしました。右は締まりましたが左は共まわりします。ビルシュタインのロッド上端は7mmの6角でした。(純正ザックスは8mm)7mmの6角なんてもっていないし・・適当に締まるところまで締めて、次の日インパクトレンチで締めてもらいました。


さて、走っての感想ですが固くなりました(あたりまえ!)「ちょっと、ほんのちょっと固すぎるかなあ」という感じです。足を固めたことにより、スピードを出しての上下動が減りました。反面、低速で多少路面の凹凸を拾うのが残念です。仕方がないのかもしれません。
低速での滑るようななめらかさは、無くなりました。しかし、高速での船のようなゆれはおさまりました。
ショックは、多少走り込むと初期の印象から変わってきます。(体の感覚が慣れる方が大きいカモ)しばらく、注意深く乗ってみます。

W124 - No.3 W124 - No.5
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